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耳鳴りの整体的アプローチと考察

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耳鳴りの整体的アプローチ考察



「あ!」と思ったときには鳴りだしているキーンという音。

いつまでも鳴り止まないとイライラどころか日常的なことまでも手につかなくなったりしますよね。

そもそも、耳鳴りはどうして起こるのでしょうか。
またどんな治療法があるのでしょうか。

お時間のない人はいきなり「まとめ」をご覧になってくださってもかまいません。


この記事の目次

1.他人にはわからない耳鳴り患者は意外と多い
2.自分にも耳鳴りが!そして検索の日々
3.耳鳴りの検査は?治療は?薬?ツボ?
4.耳鳴りは「変化」しているものだった!!!
5.耳鳴りアプローチ=身体全体へのアプローチ!!


1.他人にはわからない耳鳴り患者は意外と多い

ひどい耳鳴りに悩む人推定300万人とも言われ意外に多い耳鳴り患者さん。

25年の国民生活基礎調査では、1000人のうち約30%の人が耳鳴りをもっているという結果がでています。50代から80代にかけて圧倒的に耳鳴りをもつようですが、10代でも20代でも30代でも一定数は存在します。

実は僕の周りにもいました。
いるとは思ってなかったのですが、単に「耳鳴りである」と教えてもらうまで僕が気づいてなかったんです。

耳鳴りは外からではわかりません。
わかってもらえない人が身近にいたんだなあ、言ってもらうまで気づいてあげられなかったんだなあ、、ということが僕にとってもショックでした。

しかし、整体師である僕にも実際のところ、耳鳴りに対して効果的なアプローチができていませんでした。

開業当初は「自分にも治せるはずだ」と思って、頭痛・首痛・耳鳴り・めまい・肩こり・腰痛・・・なんて書いていましたが、耳鳴りに関しては結果が出せず、一旦引っ込めてしまったくらいです。

当時は、頚椎を矯正すればいい、頭蓋骨のズレを直せばいい、それくらいの知識で耳鳴り施術をしていたのだから今から思うと赤面ものです。そのあとは耳鳴りに関してはまったく自信をなくしてしまい、あえて触れないようにしていました。

考えたんです、その頃。

「外部で鳴ってない音をそもそもどうやって止めるのか」

音が鳴ってるなら止めればい。
でも、鳴ってない音をどうすれば止められるのか。

目覚まし時計を止めるようなスイッチはないわけです。
治せっこないよね、これじゃあ・・・


2.自分にも耳鳴りが!そして検索の日々

しかし、ある時。
自分にも気になる耳鳴りが起こってしまいました。

忙しくていろんなことに追われていて常に寝不足で。
気がつけば、施術中、集中しているときに
「キーーーーーーーーン」
「ピーーーーーーーーーーーーン」という甲高い音が鳴り響いていました。

けれど、またいつの間にか耳鳴りのことを忘れてしまっていて。

なのに、またいつの間にか耳鳴りのことが気になりだす。
だんだんと耳鳴りしている時間のほうが多いように思えてくるくらい、耳鳴りのことが気になる自分がいました。

そこから、この耳鳴りをどうにかできないか、と真剣に考えるようになったのです。

なぜ耳鳴りが発症するのか。
調べればちょっと気持ちが凹むこともいっぱいでてきます。

たとえば、突発性難聴と同時に耳鳴りを発症する、とか。突発性難聴?そういえば、なんだか聴こえにくくなっている気がする!発症から48時間以内に治療を開始しないと回復が見込めないだって!?と1人で焦ったり。

耳鳴りで検索すると、メニエール病のこともあがってきます。メニエール病はめまい、難聴、耳鳴りがセットでやってくるやつ、、、自分がメニエール?あの治りにくいやつに?やっぱり病院に行っておけば良かった、と後悔したり。

その他の、老人に多い加齢性難聴、これは違う。騒音性難聴、これも関係ない。薬剤性難聴?薬、飲んでないしな・・・。 音にしたって僕の場合は高音ですがなかには低音の耳鳴りもあるようです。

今となってはいろいろ調べて耳鳴りに関する知識も増えたので良かったのですが、当時は仕事の合間にさえ、耳鳴り、耳鳴り治療法、耳鳴りが治った、耳鳴り・薬、耳鳴り・ツボ、耳鳴り・漢方、耳鳴りを自分で治す方法、耳鳴り・整体・口コミ、、、と検索しまくっていました。


3.耳鳴りの検査は?治療は?薬?ツボ?

そして調べれば調べるほど、気持ちが揺れました。

耳鳴りは治りにくい、と書いてある。

これは耳鳴りに良い、と書いてある。

希望をもっていいのか、諦めるべきなのか。

病院に行くことも考え、耳鼻咽喉科の検索もはじめました。
どんな治療をするんだろう、
どんな検査をするんだろう。

外部で鳴ってるわけでもない音を治療する(聴こえなくする)方法なんて本当にあるんだろうか。検査は外耳、中耳、内耳としっかり見てもらえそうな印象です。そこは素人にはムリですので、やっぱり病院だなあという気もしました。

さらに耳鳴りのことを調べていくと、
いかに身体が精密に創られているかまでわかってしまいます。
「鼓膜が振動して」なんて簡単に書かれていますが、鼓膜という膜が振動して、音楽の歌やバックのドラムやベースやそんな音を内部に伝えているなんて、逆に信じられなくなりました。声もギターも観客のワーッという音さえも、たった一枚の鼓膜の振動を通して内部に伝わっていくわけです。ものすごいことですよね。

さらには、理科かなにかで習った「ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨」が音を増幅して、蝸牛と呼ばれる器官のリンパを振動させて、そのなかにある有毛細胞が電気信号に変えて神経から脳に伝えられて・・・・まさに音のリレー。誰がここまで考えて創ったんだろう、と本気で考えてしまいました。僕が神様だったら鼓膜に直接、聴覚神経をくっつけてしまいそうです。さらに言うと、蝸牛のなかで音を電気信号に変えているといわれる有毛細胞の長さは大体50〜100ミクロン(1ミクロンは1ミリメートルの1,000分の1)。そんな微細な細胞が音に関わっている・・・。

もし、有毛細胞が壊れたりしてたんなら、もう回復なんて不可能かも知れない。こんな小さすぎる細胞をどうにか治そうなんてムリかも知れない。そういう気にもなってしまいます。

病院での治療であればそれでも細胞修復を期待できるメチコバール(ビタミン12)や耳の血流をよくするためのストミンA、内蔵からの血流をよくするお薬アデホスコーワなどがあります。

あくまでも、
細胞を修復するか、血流を良くするか
であって「耳鳴りを止める」わけではないことがわかります。

そうなのであれば、栄養のバランスを考えた食事や、血流をよくする運動や、耳周りの血流促進が可能なツボ押しでも良いのか。そっちも調べてみたことがあります。

手の甲にある中渚、血行を促進させる聴宮と耳門、角孫、翳風、完骨。ストレスもやわらぐ百会。顔から遠く離れた足の内くるぶしの太谿など。

僕は面倒くさがりなのでツボ押しはすぐにやめてしまいましたが、「耳鳴りがすぐには止まらなかった」から続けられなかったのであり、今から思えば「耳周りの血流を良くする目的」で続けていれば良かったな、と思います。その理由は最後に少し書かせていただきました。狙いが耳周りの血流促進であれば取り組めたものを、この時は耳鳴りを止めることばかりに目が行ってたんですね。

薬ではなく、音響療法などというものもあります。
音を聞かないようにするのではなく、あえて音を聞かせるのです。環境音楽やクラッシックなどを耳鳴りが聞こえるレベルの音で聞いていく。すると耳鳴りが気にならなくなってくる、耳鳴りに集中していた意識が逸れてくる。

「なるほどな!」
と妙に納得したのを覚えています。このころには治療を受けに行くことよりも、自分でなんとかできないかと模索していたときだったのでヒントにしようと考えていました。



4.耳鳴りは「変化」しているものだった!!!

ある日、僕に転機が訪れました。

施術が終わってお客様が帰られたあとにふと
「お、今は音が鳴ってない」ということに気がついたんです。

治った?

そう思って耳に注意を向けたとき、
また例の「ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ンンンンンンンンン」という音が聴こえてきました。

なんで?
いろんな思いが駆け巡りました。

自分は耳鳴り患者だと思っていたけど、
耳鳴りしていないときがあったじゃないか!!

耳鳴りが止まった?
と耳に注意を向けた瞬間に耳鳴りがしてきたじゃないか!!

症状は常に変化している、ということに気がついたんです!

僕は「耳鳴り患者」ではなく
「耳鳴りがしている時もある人」だったんだ、ということに。

これはどういうことでしょう。
あの小さい細胞に異変が生じているなら24時間耳鳴りがしていてもおかしくないはずです。まだ細胞が修復されていないなら、勝手に耳鳴りが止んだりもしないはず。

なぜ、耳鳴りがしていないときがあるんだろう。

耳鳴りがしていないときは、どういう時なんだろう。

耳鳴りがしているときのパターンはどういうときだろう。

それまで、「耳の内部はああでこうで」「耳鳴りの原因にはあれとこれがあって」ということばかり調べていた僕にとってこの発想は大転換だったのです。

僕にも、耳鳴りがしていない時がある。
いや、鳴っているのかも知れないけれど、気になっていない時間がある。

ということは、「耳に関係なく耳鳴りが起こっている」ということではないのか(それとは別に病気としての耳鳴りがあるにしても)そうであるならば、耳鳴りを気にしない時間帯を増やせればそれでいいだけなのかも知れない。耳から離れてものごとを見たらいいのかも知れない。


5.耳鳴りアプローチ=身体全体へのアプローチ!!

そこから、整体師としての知識が役に立ってくれました。

どういうときに人間は体調を崩すのか。
耳にとらわれず、身体のことを考えてみたのです。

ひとつには過労。
ひとつには身体を動かさないこと。
ひとつには冷え。
ひとつには腸内環境の悪化。
ひとつにはストレス。
それらから派生する血流障害。
ストレスからくる自律神経の乱れ。
身体の歪みからくる脳脊髄液の乱れ。
改善のためには身体を整え、血流をよくし、自律神経の乱れを鎮めていくこと。

自分なりにこれらを意識するようになって、耳鳴りのほうは目にみえておさまってきました。

といってもゼロではありません。
ありませんが、、、気にするほどでもなくなったのです。

今でもこれを書きながら「耳鳴り、してるかな〜」と周りを静かにして耳をすますと、、、、聴こえてきます。聴こえてくるのですが、今はもう気になりません。自分なりに「耳鳴りは少しあるけど卒業したのかな」と思っているところです。

耳鳴りに対するアプローチは、まさに僕の整体師人生の集大成みたいなものだと思っています。

あなたの耳鳴りをゼロにはできないかも知れませんが、耳にとらわれず人としてトータルに見させていただき、耳鳴り卒業を一緒に目指していきたいと考えています。


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頭鳴り・脳鳴り
耳鳴りの薬の付き合い方
うつ病と耳鳴り
ステロイド治療の罠
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耳鳴り症状と音の種類
耳鳴り治療・治療法



【日本が元気です】

「日本が元気です」に掲載。取材に女優の大場久美子さんがご来院。

【主婦の友社】発行の「健康」


【マキノ出版】発行「安心」付録


【主婦の友社】別冊特集


月刊武州路/新潟バイタリティー

「味の手帳」「日々新聞」「すこやか」「夕刊フジ」他、多数掲載



(勝野様)
あれから、耳鳴りはとりあえず一切しなくなりました。体調も風邪をひきながらも除々に戻って来てます。(以下省略) S様


S様と一緒に

(U・D様)
先生のメールをおさらいしてみて今日は仕事中に喉から胸にかけて焼ける様なムカムカ症状と心臓辺りがチクチクするのが出ましたが、頭の重みがすっごく軽く 感じたのは半年ぶりです。 M様


M様と一緒に

(田中様)
メールを読ませていただき、生活環境からくるストレスに起因する問題が大きいと合点致しました。この耳鳴りが始まったのは今月からです。週末も仕事に追われ、家に帰っても納期対応策が頭から離れず、家内からは寝言で営業しているとも言われるほどで す。
環境を少しでも変えるべく努力をし、回復に努める一歩とします。ありがとうございました。 S様


S様と一緒に

(M・K様)
こんにちは。今日は1ヶ月間続いた耳鳴りが治った喜びと感謝の思いを伝えたくてお便りしまし た。(中略)
これもひとえに山下先生と出会えたお陰であると心から感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。
これからも先生に教えていただいた。気付きの部分に気を付けながらこの状態が続くよう努力していきたいと思います。 N様


N様と一緒に


【耳鳴り専門家】

院長:山下 剛

耳鳴り一筋17年の実績をもとに、耳の閉塞感や聴覚過敏に至るまで、耳のトラブル解決のサポートをおこなっています。これからも心と体に寄り添う施術を心がけて参ります。


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アステル心身調律院

営業、及び電話受付時間
午前10時〜午後6時まで
(日祝定休)

06-6304-0186

上記は予約受付専用です。

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seitai@k3.dion.ne.jp




〒532-0023
大阪市淀川区十三東
1丁目 18-28-2F
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耳鳴りの原因と治療











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